梅宮まんたろう物語

憧れるよりられるタイプ

自立と自律

こんばんわ。

 

今回は自立と自律についてお話ししたいと思います。

 

 

初めに多くの人が理解している⦅自立⦆

 

こちらは下記3点を抑えている状態を言います。

 

①技能的自立

②経済的自立

③身体的自立

 

①技能的自立とは知識や技能を身につけており、一人前に仕事がこなせる状態です。

 

誰しも新入社員や新しい仕事を始めた時は先輩や上司などから仕事のイロハを教えてもらい業務の方法を覚えます。

そしてやがて仕事全体の流れや事業の仕組みを理解し、自分なりに改善点や新しい工夫を加えていけるようになります。

 

②経済的自立とは自分の稼ぎで食っていける力のことです。

 

学生を卒業し、社会人となれば、当然経済的に保護者から独立し、自分の収入で生計を立てていく必要があります。

又、ただ稼げば良いという訳ではなく、人生のステージが進むにつれて、結婚や子供の誕生、不動産購入などが予想されるため、それに合わせて家計のやりくりや貯蓄をしていかなければなりません。

 

③身体的自立とは健康的でい続けるということです。

 

他者の介助を受けずに、食べられる、歩ける、寝ることができる。

こうした生活を一人できちんとできることは、自立の基盤を成す最も大事な部分です。

健常者にとっては当たり前すぎて見過ごしてしまいがちですが、交通事故で大怪我をしてしまったり、メンタルを病んでしまったりすると、自立生活がとたんに脅かされることになります。

 

 

 

私は現在社会人6年目でして、①技能的自立はできているのかなと思います。

2年目で会社の業績優秀賞もいただけたことや、

日々の業務の中でもっと効率的にできる方法はないか常に模索しています。

 

 

 

 

同時に②経済的自立も問題なく思えます。

現在一人暮らしで生計を立てられているだけでなく、

投資や貯蓄も行い、毎月の収入と支出のバランスを1円単位で完璧に把握してます。

 

貯金には家計簿をつけることが重要ですが、

それが面倒でみんな結果的につけることをやめてしまいます。

 

いかに家計簿を楽しくつけるかが重要で、私はエクセルの家計簿をカスタマイズして

オリジナルの家計簿を使って毎月楽しく資産管理をしています。

 

 

 

私の場合、問題は③身体的自立の方です。

体は何不自由なく動き、食事に気を遣い、適度にジムでは運動もしている私が、社会人になってからというもの四半期ごとに体調を崩します。

 

幼い頃から風邪は引かないタイプで皆勤賞だった私がです。

 

歳のせいにするにはあまりにも激変しすぎに感じます。

 

恐らくメンタル面の問題です。

知らず知らずにメンタルがやられ、体に影響を及ぼしているのだと自覚はあります。

このメンタル面については長くなるのでまた別の機会にお話しします。

 

兎にも角にも③身体的自立をもう少し確立させていきたいと思っております。

 

 

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さてここからは⦅自律⦆について。

 

自立して自らが立った後は、自ら方向づけをして行動できるようになる。

この状態が自律です。

いわば「内的な独立」と言ってもよいでしょう。

 

 

「あの人の判断・行動はぶれないね」というのは何がそうさせているのでしょう。

 

それはその人が内に持つ「律」です。

さまざまな情報や状況に接した時、律が判断基準になります。

 

簡単にいうと、律とは自分なりの価値観や理念、信条、哲学のようなものです。

 

 

「この状況はこうすべきだ!」とか

「ここはこっちの選択だ!」とか

「これは正しい!」とかです。

 

 

 

 

分かりやすく自立と自律を例えるのならば、

 

ハイハイをしていた赤ちゃんがやがて2本の脚で立ち上がる → それが自立

そして立った後は、自らの意思で方向づけをして進んでいく → それが自律

 

 

私は自分の中で確固たる価値観があると思うので、これはできている気がします。

 

1点注意点としては、価値観などが強くなりすぎると

他人の意見など一切耳を傾けなくなってしまいがちなので、

そこは意識をして、柔軟に自分の価値観をアップデートしていこうと決めています。

 

 

 

 

因みに、自立と自律の対義語は以下のようになります。

 

自立 ⇄ 依存

自律 ⇄ 他律

 

 

 

そして航海に例えると以下のようになります。

 

自立 → 船をつくること

自律 → 羅針盤をもつこと

 

 

 

 

如何でしたでしょうか。

 

皆さんは自立と自律、できていますか?