梅宮まんたろう物語

憧れるよりられるタイプ

最近努力をしていても成長を実感できないあなたへ

こんにちわ。

 

ようやく熱も下がり、体調も回復してきました。

まだ咳が出るので自宅療養中ですが、ある程度のことは難なくこなせてます。

皆さんもコロナには気を付けてください。

 

 

さて今回のテーマは「成長」です。

 

私はやると決めたら結構追い込むタイプなのですが、

その努力が報われないことも多々。

 

又、やり始めは目に見える速度で成長を感じていたものの、

最近はあまり大きな成長は感じず、モチベーションが上がらない…

 

 

もうやめてしまおうかと悩んでいた時に

成長について学ぶ機会があり、モチベーションが維持できましたので

是非これは同じ悩みを持っている方にも伝えたいと思います。

 

 

①動かなければ成長はない-No doing , No growth-

 

まず初めに成長には3方向あるのをご存知でしょうか。

 

「広げる・高める・深める」です。

 

私は筋トレを2年半ほど続けているので筋トレに例えていきたいと思います。

 

 

まず広げるとは、量や種類をこなすことによって視野が広がる、経験の幅を持つといった成長です。

最初は軽いダンベルなどでも良いので体の様々な部位に効かせる筋トレを実践したり、

その筋トレ内容の量を少しずつ増やしていくことで成長します。

 

 

 

次に高めるとは、難度の高いミッションに挑戦し、それをクリアしたり、自分の弱点や立場を一段階高い場所に置いて物事に取り組むことで成長できます。

筋トレであれば今まで出来なかった重量にチャレンジすることで高めることができます。

 

 

 

最後に深めるとは、苦境や修羅場をくぐって乗り越えた時や、ひとつのことに限界を超えるまで関わった時、人は自分を「深める」ことになります。

筋トレでは自分の一歩先の限界を常に追いかけ、乗り越えていき、又それを継続することで深みのある成長ができます。

 

 

広げる成長は横軸に広がっていくイメージ。

高めると深めるは縦軸に広がっていくイメージです。

 

高めると深めるはいわゆる「一皮向けた」変化や、「大人になった変化」というやつです。

 

 

②技術的成長と精神的成長

 

初めに成長の3方向についてお話ししましたが、

次は成長の種類です。

 

人が成長し続けていく為には、この技術的な成長と精神的な成長の2つを育てていく必要があります。

 

まず技術的な成長について。

人はまず、技術的に成長をしたいという意欲を持ちます。

「自転車が乗れるようになりたい」とか

「試験でもっといい点数をとりたい」とか

「○○ができるようなりたい」といった感情です。

 

この「今はできないこと」が「できるようになる」という中に成長の大部分はあります。

 

 

 

それに対して精神的な成長は「それをやる意味」など内的変化にあります。

 

努力を途中でやめてしまったり飽きてしまう人はこの精神的な成長が置いてけぼりで

技術的な成長ばかりに目を向けているからです。

 

確かに技術的な成長は目に見えて実感できるので気付きやすいです。

でもいつかその成長スピードが目に見えないほど緩やかになったとき、

人は成長ができていないと考え、そこでやめてしまいます。

 

 

 

 

私も筋トレを始めて1年ほどは目に見えて体の変化を実感できました。

ですが1年を過ぎた頃から全く変わらなくなってしまったのです。

いつもより量をこなしても、重量を変えても全く変化なしの時期がありました。

 

そんな時、「自分の限界はここなんだろう」と思い、筋トレをやめてしまったこともあります。

 

でも本質は違いました。

 

 

 

精神的成長を育てていなかったことと、この後でお話しをする逓減変化について理解をしていなかったことが原因でした。

 

精神的な成長はできなくてもやり続けたり、そのものの意味を見出した時に育まれます。

 

皆さんも是非精神的成長を育ててください。

 

 

 

技術的成長:できた!や、もっとできた!という体験。技を極めたい意思。

精神的成長:やる意味を見出せた!や、持続すること。

 

 

仕事で例えるならば、

誰しも新入社員の頃は新しい業務を任され、技術が伸びる喜びがあります。

しかし、仕事に慣れてくるにしたがって惰性が生じ、モチベーションの低下やキャリア停滞感が出てきます。

その人が次の成長ステージに上がっていく為には内からの変化が必要です。

 

そしてその内的変化は次の技術習得を呼びます。

 

こうした双方の絶え間ない循環がキャリアを無限に開いていきます。

 

 

 

③成長には比例変化と逓減変化がある

 

比例変化とは投じた努力に比例して変化が起こる状況です。

仕事はもちろん、習い事やスポーツも始めたばかりの頃は勉強量・練習量に比例して

能力がきちんとあがっていきます。

 

ところが、何事もある程度のレベルに上達すると壁にぶち当たり、成長が鈍ってきます。

 

この状態が逓減変化です。

 

 

まさに筋トレ1年目で私がぶち当たった壁でした。

 

逓減変化時は努力しても変化が起きない状況に陥りますが、それでも努力をやめなかった時、ふと突然に、ジャンプアップの変化が起きます。

 

私は高校は上海へ留学しているのですが、最初は全く言語が理解できませんでした。

ですが、ちょうど3ヶ月ほどが経過する時、今まで理解できていなかった中国語が頭の中に入ってきたことを覚えています。

まさに言語能力と質とレベルがギアセカンドのように膨れ上がった瞬間を実感しました。

 

 

 

皆さんもそういう経験あるのではないでしょうか。

 

最初は努力をして成長を実感できたけど、どこかで壁にぶち当たる。

でもその壁を越えた瞬間があったと思います。

その時の成長は飛躍的なもののはずです。

 

 

 

私も海外留学でそれを経験していたはずなのに忘れて筋トレをやめてしまってました。

 

なんてバカなんだろうと思いました。

 

 

 

それからは筋トレをすぐに再開し、努力し続けています。

 

 

これは私の筋トレの変化の画像です↓

左がアメリカに住んでいた時で、筋トレをする前のデフォルトの体型です。

右が筋トレを始めて半年ほどの写真です。

 

やはり何でも努力し始めの頃は技術的な成長を実感しやすいです。

 

 

ここから1年経過すると、精神的な成長を育てていなかった私は筋トレをやめてしまいます。

 

ですが、成長についても知識を深めて筋トレを再開して2年が経過した私がこちらです。

 

 

努力しても成長を実感できず、壁にぶち当たっていた私ですが、

今は逓減変化の時だから成長が緩やかで目に見えないだけなんだ。

でもいつか飛躍的にジャンプアップする時がくるから努力し続けようと自分に言い聞かせました。

 

 

その結果、2年目にして飛躍的に体がデカくなりました。

 

 

現在は筋トレ歴2年半くらい?ですが、ちゃんと今も継続してます。

 

 

皆さんも今回の記事で成長について理解を深められたことと思います。

 

今何かに取り組んでいるものがあるならば、続けましょう。

 

いつかくる大飛躍の為に。